This is the archive for January 2006
[Domestic Agenda] ライブドアショックに隠れたもの
世の中はライブドアショックで騒いでいる模様。未だに「儲けることは"悪"である」というような通念がこの国には蔓延っているのだなぁと痛感。自分は各局の報道の仕方に嫌気がさしてテレビを見ないようしている。特にフジテレビの報道の仕方には生理的嫌悪感を覚えざるを得ない。自分たちに都合の良いように過去のテープを編集し、しかも悪意を込めて一方通行的に垂れ流すといった姿勢を見ていると非常に不快である。また、明らかに
"post hoc fallacyを犯した"論理が氾濫している。
ライブドアが行っていた法令違反は罰されるべきであると思うし、それに対して責任を果たすべきだという点には賛成するが、「ライブドア幹部やホリエモンは極悪非道の犯罪者で、人間的に最低な奴らだ」だといった煽動報道や、「ライブドアショックという1つの原因で東証が売買停止に陥った」とかいうトンデモ報道等々、事件の本質と全く関係の無い部分を攻めるのは間違いでは無かろうか。まあ、これが日本のジャーナリズムというものか。。。東証がストップしたのはライブドアショックだけが原因でなくて、インテル・ヤフー等ハイテク企業の業績が予想外に悪かったことや、ライブドア株をを担保に信用取引をしていた人間が起こしたパニック売り等々、様々な原因があるのではないか。
「ホリエモンみたいなやつが儲けて良いはずがない、目障りだった若造を思う存分懲らしめてやろう」といった空気があらゆるメディアにあふれて、叩きに必死。一方、海外メディアからは淡白な反応しか読み取れない。高々その程度の事件なのである。今回の事件はマーサ・スチュワート事件程度のものでエンロン事件ほどのものではないだな、手口にしても影響力にしても。それなのにみんなセンセーショナルに反応しすぎ。。。ホリエモンよりも、いきなりライブドア株の担保価値をゼロに落として株式市場を混乱させたマネックス証券や岩井証券の方が糾弾されるべきではないだろうかとも思うのだが。。。
Livedoor chief Horie, three executives arrested
http://news.ft.com/...
CNN: Livedoor CEO held on fraud charges
http://www.cnn.com/...
BBC: Livedoor chief arrested in Japan
http://news.bbc.co....
マネックス証券 2006年1月19日プレスリリース
http://www.monex.co...
Wikipedia: エンロン
http://ja.wikipedia...
Wikipedia: マーサ・スチュワート
http://ja.wikipedia...
で、自分的に今回興味を引いたのが「東証問題」。建築強度偽装問題をごまかすスケープゴードとしてライブドアを使ったものの、思わぬところ(TSE)に穴が開いて、その墓穴を埋めるために連日中身が東京証券取引所というものが緊急停止することの重要性はライブドア問題の比にならず、世界経済に影響を与えるものにもかかわらず、この点を重点的に報道しているメディアは少ない。東証の停止とは
"驚くべき"、
"衝撃的な"「信じられない醜態」であるのに・・・
FT: Financial services / Tokyo Stock Exchange
http://news.ft.com/...
【東証問題】「約定能力を700万件以上に引き上げたい」、西室社長兼会長が表明
http://itpro.nikkei...
海外メディア、東証酷評 ライブドアショック
http://www.sankei.c...
一日の約定能力を450万件から700万件に増強するらしいが、NYSEの
1時間に4680万件には遠く届かず。世界経済の一翼を担っているはずの日本市場の処理能力はこの程度のものかと、改めて驚きを感じる。さらに処理件数が処理件数がHDD容量に依存しているということにも驚く。リアルタイム処理ではなくバッチ処理で約定作業をしているのだろうか?またニュースサイトや新聞には一日の処理能力ばかりが話題にあがっているが、それより重要な応答速度の問題が取りざたされていないことにも驚く。記者ってやっぱIT系には弱いのね。
現在東証の使っているシステムは10年前に納入された日立製のメインフレーム(日立製ならエンタープライズサーバという方が適切か)らしい。この手のシステムはたとえ10年前に設計されていたとしても, その当時の技術レベルで作られているわけではなく、旧来のシステムとの互換性を最重視するので, それ以上昔、およそ20-30年程度前の技術レベルに合うように設計されているはず。ということは簡単にハードウェアの増設やソフトウェアの書き換えができるはずもなく。。。
木走日記にてそこらへんが詳しく解説されているのでご参考に。
木走日記 - 抜本的改良は手遅れな東京証券取引所システム~問われる技術立国日本の脆弱性
http://d.hatena.ne....
東証システム、耐用期限過ぎていた 導入は10年前
http://www.asahi.co...
大証、約定通知などで配信遅延・システム能力超す>大証、約定通知などで配信遅延・システム能力超す
http://www.nikkei.c...
自分は東証問題の重要点が経営者のコンピュータを導入する事への知識の無さであると考えます。確かに最近コスト意識が叫ばれていますが、システムに対する投資をケチり、"sustainability, availability and integrity"を犠牲にするのは大きな間違いで、それはJAL問題と何ら変わりない非常に大きな問題ではないか。市場が停止し国内経済が混乱すると下手をすれば騒乱状態になり、JAL機の整備不良が人命を危うくするのと同様に、人命に関わる問題に発展する可能性さえある。
米国のデイトレーダーが話題になってから数年経っており、eTrade等ネット証券が日本で普及してくる時代は容易に想像できたわけで、現在の状況を予測して準備を始めているべきだった。NYSEのように強烈なオーバースペックのシステムをいきなり入れろとは言わないが、時代の推移と技術動向をみてシステムの更新をするべきではなかったのか。
悪魔に心を売っても納期を守る! 裏技術
http://jibun.atmark...
IT Pro: システム障害の根源はIT部門の弱体化にある
http://itpro.nikkei...
自前のIT部隊を強化せずにシステムの保守や設計を富士通に丸投げして、世界の証券取引所等で使用されているタンデムコンピュータの血をひくHP Integrity NonStop サーバ等を導入せずに旧来の設備をだましだまし使ってるなんて。。。ITインフラが脆弱になるというとんでもないリスクを内包する市場は早く手を打たないと世界に見捨てられてしまうだろう。もういっそのこと、NYSEにアウトソーシングしたら?まあNYSEも万能ではないのだがね・・・
タンデムコンピュータ
http://h50146.www5....
HP Integrity NonStop サーバ
http://h50146.www5....
NY証取 能力けた違い 1時間に4680万件
http://www.yomiuri....
米証取でシステム障害
http://headlines.ya...
日本のほとんどの組織は未だに手書きの書類で処理を行なう事を前提にしか考えられないで処理が複雑怪奇になり、事務処理はコンピュータを主にして行なうように設計されず、あくまで紙媒体の書類を処理するための補助的な役割しか与えられないような中途半端な導入が見受けられる。そのため各人が自分のマシンでデータの処理や文書の作成を行い、セキュリティが甘くなり管理も行き届かなくなり、せっかく導入したネットワーク環境等々は無駄な投資となってしまう。米国等々ではCIOやCTOと呼ばれる人間が経営者サイドに存在し、最新の技術動向を監視・導入したり、紙媒体で行ってきたような処理をネットワーク上で行えるようにするなどのシステム導入を推進している。それに比べて、日本企業の経営陣はそういったことに鈍感であるような気がする。
いろいろ問題が出てきて、「で、どうすれば良いとおもいますか?」という問いかけに、答えが出ない、具体的な意見が出ない、何の対案もすぐにはでないが、やたら精神論ばかりでてくるところが、この国民のチャームポイントですね。
参考Blog
isologue -by 磯崎哲也事務所
http://www.tez.com/...
ちょーちょーちょーいい感じ
http://chou.seesaa....
木走日記
http://d.hatena.ne....
01/24/06 |
Posted by taro | Category Comment (世の出来事にコメント)
| Permalink |
[言いまつがい] アルミ箔
大したことではないのだが、ちょっと見過ごせなかったので自分のblogに投稿。今日、コンロの横に置いてあるサランラップを取ろうとしたときに、隣に置いてあったアルミホイルの箱の表示に目が奪われた。そのアルミホイルの箱はコレ↓
よくあるアルミホイルですね。で、この箱の裏面にがコレ↓
そして注目して欲しいのがココ↓
「電子波を通さない」・・・う~ん、電子波を通さないとは・・・
ん?電子波って低温状態で現れてくるド・ブロイ波なんで、この「電子波を通さない」というのは「量子力学的に電子がアルミ箔のポテンシャルを越えられない」ということなのか?う~ん、でも量子力学的に"ポテンシャルが越えられない"状態にするためにはアルミ箔のポテンシャルが"無限に高く"ないといけないはずなので、現実ではそんなことを実現するのは無理だろう。というか、常温で電子の波動性なんか観測されるはずもなく、最初から"電子波"の心配なんぞするだけ無駄なのでは。。。
電子波とは
http://dictionary.g...
ド・ブロイ波とは
http://ja.wikipedia...
まあ単純に「電磁波」を「電子波」と書き間違えただけなんでしょう。
う~ん、もうちょっと気をつけましょうよ、三菱アルミニウムさん。
電磁波とは
http://ja.wikipedia...
01/22/06 |
Posted by taro | Category 身辺雑記
| Permalink |
[酒] 阿倍野「明治屋」、天王寺「e-肴家」
昨夜は阿倍野/天王寺の飲み屋にて楽しいひと時を過ごす。まず最初に向かったのは正統派居酒屋「明治屋」である。「阿倍野に明治屋あり」といわれる程の名店で、中島らもの"せんべろ探偵が行く"等で紹介されているためか、大阪への出張の際に立ち寄っていく人もいるそうな。
店内/店周辺は昭和/大正を思わせる年季の入りようで、天王寺駅前周辺から歩いていくと、だんだん時代を遡っていくような錯覚にとらわれるほどである。ここで写真があればいいのだが、カメラを持参していたにもかかわらず、写真を撮ることを忘れてしまっていた・・・今度行くときはしっかりと撮らねば。
明治屋は"本当の"居酒屋であるので、メニューには硬派なものが多い、というか硬派なものしか無い。今回、初めてきたので、いろいろなものを頼んでみたが、どれもおいしいものばかりであった。特に最初に食べた湯豆腐はすごかった。出汁の醤油加減といい、柚子皮の香りといい、学ぶべき点が多い。酒と肴を堪能するあまり、メモしたり写真を撮るのを忘れていたので値段は間違っているかもしれないが、名物のシューマイ(500円)をはじめ、きずし(550円)、どて(500円)、うなぎきも(350円)、だし巻き(350円)といった感じの値段であった。ほかにも海鼠腸とか、フグ皮の湯引きなんぞをつつきつつ、たる酒のぬる燗なんぞをひっかけ、桜岳ロックを飲んで、最後に漬物でしめるといったコースでした。う~ん、素晴らしい。さすが名店。あ~うな肝がまた食べたい。。。
明治屋の解説があります
http://www.geocitie...
明治屋で出来上がって、店を出たのが8時前。8時って。。。「これからどっか飲みにいこかー」って感じの時間ですが、われわれは既に出来上がってる状態。とりあえずコーヒーでも飲んでまったりする。まったりしてるときに、なぜかもう一軒行こうという話になり、新宿ごちそうビル5Fにある"e-肴家 バッカス"にいくことに。
e-肴家 バッカス
http://www.bacchus....
この店、いろいろなビールを賞味できるのでなかなか楽しい。今回飲んだのはグロールシュ、カリブ、禁断の果実、レーベンブロイあたり。飲み比べてみると、それぞれに独特の個性があることがはっきりとわかる。熱帯~温帯の地域では軽めのビール、寒冷地域ではギネスのような重いビールという色分けがあるよう感じがするのは、やはりビールも地域の食事に合わせて造られているからかな。。。
01/21/06 |
Posted by taro | Category Gourmet (ウマイものについて)
| Permalink |
[bibtex] \bibliographyに関する注意点とWinShellとの出会い
今日もtexのトラブルが発生。とはいうものの友人のマシンであるが。さて、そのトラブルというのがまたしてもbibtex関係である。因縁深きbibtex、次々と現れるトラブルを攻略すればまたスキルアップが見込めるだろう。
今回のトラブルは.bibファイルでちゃんとauthorやtitleを指定しているにもかかわらず、platex→bibtex→platexというコンパイルを行うと、参考文献のところに.bibに書いた項目が表示されなかったり、authorの項目がtitleに置き換わってしまったりとなにかと不思議な現象が起こってしまったのである。
とりあえずbibtexを走らせたときに大量のエラーが吐き出されたのでそれを解析してみる。
This is BibTeX, Version 0.99c (Web2C 7.5.5)
The top-level auxiliary file: thesis.aux
The style file: jplain.bst
is.kanji.str$ is an unknown function---line 244 of file jplain.bst
is.kanji.str$ is an unknown function---line 260 of file jplain.bst
is.kanji.str$ is an unknown function---line 273 of file jplain.bst
is.kanji.str$ is an unknown function---line 282 of file jplain.bst
is.kanji.str$ is an unknown function---line 323 of file jplain.bst
is.kanji.str$ is an unknown function---line 328 of file jplain.bst
is.kanji.str$ is an unknown function---line 413 of file jplain.bst
(以下略)
う~ん、なんだこれは?"is.kanji.str$ is an unknown function"ってなんかおかしくないか?ちゃんとtexのソースで\bibliographystyle{jplain}って指定してるから日本語が通らないとかおかしいだろ。ちょっとこれはTeXの文法エラーとかが問題ではなく、環境変数の設定とかが関係しているような気がする。
今回は自分のマシンでないのでどのTeX環境がインストールされているのかを見てみると、自分と同じ環境であったのでTeXのバージョンの違いによるエラーではなさそうだ。環境変数のPathの項目も問題なく設定されている。となると残るはTeX編集を行っているソフトの設定に問題があるのではないかと思い調べてみる。
自分は.tex等のファイルをEmacs/Meadowにて編集しているのだが、今回トラブルに見舞われた友人はWinShellを使用している。WinShellは使ったことがなかったが、わかりやすい設計がなされていたため、問題の核心に一気に迫ることができた。
WinShellのメニューバーにある「オプション」を開くと、「主なTeX関連プログラムの設定」という項目がある。
これを開いて、右のリストからBibTeXの設定を選んで見ると、デフォルトの状態では以下のような設定になっている。
おっと、これではうまくコンパイルが通らないのも無理はない。"bibtex"はスタイルファイルとして"jplain"や日本語をうまく処理できないからである。\bibliographystyle{jplain}と指定して、.bibファイル内の項目に日本語を含むものがあるならば、ここは以下のように"jbibtex"を指定すべきであろう。
これでplatex→bibtex→platex処理を行うと問題なく参考文献リストが出力された。うむ、一件落着ナリ。にしてもこのbibtex、なかなか曲者であるな。あと、WinShellをちょっとさわってみだが、なかなか使いやすい。無駄な機能が無く、レイアウトもシンプルで入力補助機能がそこそこ充実している。いいソフトである。もし初めてTeXを使った文書作成を始める人がいれば、これからはWinShellを勧めよう。ちなみに三重大、奥村教授のサイトにWinShellの設定方法等が詳しくかかれたWikiがある。
WinShell - LaTeX User Front End
http://www.winshell...
WinShell - TeX Wiki
http://oku.edu.mie-...
01/18/06 |
Posted by taro | Category TeX (TeX等のtips)
| Permalink |
[bibtex] \citeについて
参考文献リストを作成し、本文に\cite{ref-1,ref-2}といった感じで入力してコンパイルしてみたところ、何か微妙なところで変なことが起こってしまった。本来ならば\cite{ref-1,ref-2}と入力すれば以下のように表示されなければならないはずなのに
こんな感じ↓で表示されてしまう。逆順とかならわからんでもないが、[4,6,2]って・・・
そこでまたGoogle先生に質問してみると、どうも"\usepackage{cite}"を指定すれば直るらしいということがわかった。citeパッケージって標準ではいってなかったのか。インストール時にミスったのだろうか。それはいいとしてとりあえずCTANからcite関係のパッケージをダウンロードして、TeX環境がインストールされているディレクトリに適当なディレクトリを作成して配置。

The Comprehensive TeX Archive Network
http://www.ctan.org...
citeパッケージの導入後、.texファイルを開き、ヘッダの部分に"\usepackage{cite}"を追加する。こそして保存してからコンパイルをかけると下のように表示されるようになる。う~ん、\cite一つにしてもいろいろと奥が深いものである。ちなみに、参考文献の番号を表示する方法をいろいろ指定できる。そこらへんは以下のサイトを参照。TeX関連の情報が豊富、かつきれいにまとめてある。
滋賀大経済学部 熊沢教授のサイト
http://www.biwako.s...
01/17/06 |
Posted by taro | Category TeX (TeX等のtips)
| Permalink |
[bibtex] Too many commas in name 1 ...
卒論を作るための前段階として、論文リストを作成している。どうでもいいお知らせの紙であるとか、「簡単な文書+図」みたいなものを作るのであればMS Wordを使った方が楽であるが、実験レポートや論文といった数式がガンガン出てくる文書はTeXを使って作った方がはるかに楽である。またTeXの場合、bibtexによる参考文献の管理であるとか、reftexを用いた式・図・表等々の管理ができるため、いざというときの訂正にもすぐに対応できるのである。
さて今回、参考文献のリストを作るためにScienceDirectやISI Web of Knowledge等の論文データベースを使って論文情報を調べてbibtexの書式に従って"auther, title, journal, year, volume, number, pages, month, issue"の分類を進めた。どういう作業を行うかというと、以下のようなDBの出力を
Crystal structure of an integral membrane light-harvesting complex from photosynthetic bacteria
G. McDermott, S. M. Prince, A. A. Freer, A. M. Hawthornthwaite-Lawless, M. Z. Papiz, R. J. Cogdell, N. W. Isaacs
Nature 374, 517-521 (06 Apr 1995) Article
次のように分類していくのである。
@article{int-1,
author = "G. McDermott, S. M. Prince, A. A. Freer, A. M. Hawthornthwaite-Lawless, M. Z. Papiz, R. J. Cogdell, N. W. Isaacs",
title = "Crystal structure of an integral membrane light-harvesting complex from photosynthetic bacteria",
journal = "Nature",
year = "1995",
month = "Apr",
volume = "374",
pages = "517-521"
}
が、しかし今回、bibtexの書式にしたがって.bibファイルを作成したにもかかわらず、なぜかコンパイルの際にエラーがでてしまう。具体的には以下のようなメッセージがシェルに表示される。なぜだ・・・
Too many commas in name 1 of "G. McDermott, S. M. Prince, A. A. Freer, A. M. Hawthornthwaite-Lawless, M. Z. Papiz and R. J. Cogdell and N. W. Isaacs" for entry int-1
while executing---line 1345 of file jplain.bst
英語論文の著者を全角のカンマで区切るのには抵抗があるし、セミコロンは何か違和感を感じる。カンマで区切って表示させたいのになぜかうまく表示されない。「しかたがない、ここはGoogle先生に質問してみよう」と思い、Googleにて"Too many commas in name 1"で検索をかける。そうすると数件のヒットがあった。う~ん、世界中で同じようなトラブルに見舞われている学生がいるようだ。とりあえずトップに表示されたサイトを読み進めることにすると衝撃的な事実が発覚する。
[texhax] bibtex: Too many commas in name 1
http://www.tug.org/...
TeX Frequently Asked Questions
http://www.tex.ac.u...
なにやらbibtexでは複数著者を区切るときにカンマ","は使用しないらしい。そのかわり著者の区切りはすべて"and"で行うらしい。具体的には.bibファイルの中で
author = "G. McDermott, S. M. Prince, A. A. Freer, A. M. Hawthornthwaite-Lawless, M. Z. Papiz, R. J. Cogdell, N. W. Isaacs",
と記述していたところを
author = "G. McDermott and S. M. Prince and A. A. Freer and A. M. Hawthornthwaite-Lawless and M. Z. Papiz and R. J. Cogdell and N. W. Isaacs",
とするようである。う~ん、なんかこっちの方が違和感あるんだがなぁ。。。とりあえず.bibファイルを上のように修正してTeXのコンパイルをかける。すると以下のように出力される。これからbibtexを使うときには注意しないと。
01/16/06 |
Posted by taro | Category TeX (TeX等のtips)
| Permalink |
[French Wine] Gevrey-Chambertin
今回は頂き物のフランスワインを開けた。これまでワイン自体、あまり飲む機会がなく、高品質のワインなんぞお目にかかることさえほとんど無かったので、今回、高品質の赤ワインの良さを思い知らされた。やはりワインにしてもビールにしても日本酒、焼酎にしても、その酒のポテンシャルを最大限に引き出すためには、最適な肴が必要であるなと感じた。今回のワインは辛口のさっぱりした、ほどほどの渋みを持つものであったので、食中酒、それも脂っこいものがメインの食事に適している。これを飲むと、あてがチーズぐらいだと物足りなく感じてしまう。脂ののった牛肉などが欲しい。この渋みになれてしまうと、ドイツワインがただのジュースに感じてしまうんだろうな。
Gevrey-Chambertin 2002
Appellation Gevrey-Chambertin Controlee
misen bouteille par LOUIS JOSSE
A NUITS-SAINT-GEORGES-COTE-D'OR
この↓ブルスト(ソーセージ)は神戸にあるメツゲライクスダ(METZGEREI KuSuDa)で買ったものである。この店のマイスター、楠田さんはドイツで数年間修行して、帰国後にこの店を開いたそうな。JR六甲道から歩いて15分程度のところにある。山手幹線の弓木町交差点から80mほど東に行ったところにある。本物志向の人にお勧め。少々お高めであるが、品質は相当高い。it's guaranteed。
METZGEREI KuSuDa 地図 (神戸市灘区高徳町2-1-1) by Google Map
http://maps.google....
このブルスト、やはり絶品なり。あーパプリカソーセージも買えばよかった。。。
今回はカマンベールチーズとともに頂きました。
01/15/06 |
Posted by taro | Category Gourmet (ウマイものについて)
| Permalink |
[Hack] MTU RWIN ソケットバッファの最適値を探る
「ネットワークを介してデータを送受信する際に、どのような単位でデータをやりとりするか?」ということに関するきまりがある。その中で特に重要なものがMTU・RWIN・ソケットバッファである。この3つを運送の世界で例えるなら次のような置き換えができるだろう。
- MTU → 荷物を詰める箱の大きさ。大きいほど一気に荷物が送れる(MAX:1500)
- RWIN → 受信側が荷物の配達確認を送る区切り。大きければ大きいほど配達確認を送らなくていい。
- ソケットバッファ → 荷物の積み下ろしをする倉庫の広さ。大きいほど余裕を持った作業ができる。
実はWindowsではこれらの値が最適な値に設定されていない。ADSLの出現や、家庭に光ファイバーが来るなどというトンデモない状況に対応するため、WindosXPではそこそこ改善されているようであるが、ダイヤルアップ・ISDN・ADSL 1.5Mぐらいの通信環境を想定して作られているWindows 2000以前のものではこれらの値が非常に小さく設定されている。
これらの値を最適なものに書き換えることにより、Bフレッツ等の光回線やADSL、CATVインターネット環境で劇的な高速化を図ることができる。
MTUとは 【Maximum Transmission Unit】:IT用語辞典 e-Words
http://e-words.jp/w...
RWINとは 【Receive Window】: IT用語辞典 e-Words
http://e-words.jp/w...
ソケットバッファ(Socket Buffer):RBB TODAY (ブロードバンド辞典)
http://dictionary.r...
まずMTUとRWINの値について最適な値を調べて、設定するだけでネットワークでの転送速度が大幅に変わる。それらの最適値はspeedguide.net等のサイトで調べることができ、設定はDr.TCP等のフリーソフトで行うのが簡単である。plala等のプロバイダを使っている人はプロバイダ提供の設定ソフトがあるかもしれない。ちなみに、NTTが提供しているBフレッツやフレッツADSLは他の回線と仕様が異なるためか、最適なMTUの値を1454と定めているようだ。
以下に設定方法を記載する。
- Speedguide.netにて自分の環境における最適値を調べる。
"SpeedGuide.net TCP/IP Analyzer"にアクセスすると自動的に自分の環境を調べて、最適値を表示してくれる。下図のような画面が現れる。
- Dr.TCPを用いて、1.で調べた最適値をPCに設定する。
1.で表示された値を下のようにDr.TCPに入力し、"Save"ボタンを押してから"Exit"ボタンを押して終了する。下図を参照。ちなみにNTTの技術資料によると、NTT系回線の場合はMTUを1454、RWINを16384が最適値らしい。。。個人的にはMTU:1454、RWIN:62216のほうがいいと思うんだが。
- PCを再起動する。これでOK。
SpeedGuide.net TCP/IP Analyzer
http://www.speedgui...
Dr.TCP
http://www.dslrepor...
ぷらら Turbo
http://www.plala.or...
最後にソケットバッファであるが、これの最適値については諸説がある。いろいろ試した設定の中で自分が使って一番よかった設定を以下に掲載する。下の画像をクリックして設定ファイルをダウンロードして保存したファイルをダブルクリックすると下の値がレジストリに書き込まれる。書き込みに成功したメッセージが表示されたらPCを再起動する。これでOK。
 |
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\AFD\Parameters]
"LargeBufferSize"=dword:00004000
"MediumBufferSize"=dword:00000bc0
"SmallBufferSize"=dword:00000100
"TransmitWorker"=dword:00000020
"DefaultReceiveWindow"=dword:0000fe14
"DefaultSendWindow"=dword:0000fe14 |
以上の設定を行うことで、やっと光回線を通したにもかかわらずあまり速度が出ないという悩みを解決することができるはず。尚、以上の設定はレジストリ等を変更させるため、失敗するとPCに不具合が起きる可能性アリ。自己責任でやってください。何があっても苦情等々の対応は受け付けられませんのでそこらへんよろしく。
01/10/06 |
Posted by taro | Category IT (アレゲな話題を少々…)
| Permalink |
[firefox] Mozilla Firefoxの高速化
新サイト構築の際に消してしまったwikiにMozilla Firefoxのカスタマイズ法を載せていたのだが、あるプラグイン(拡張機能)の登場によってその方法は無用の長物と化してしまった。そのプラグインとは"Fasterfox"である。
Fasterfox - Firefox まとめサイト
http://firefox.geck...
Fasterfox 1.0.2 日本語版
http://norahmodel.e...
この"Fasterfox"というプラグイン、なかなか便利でしかも使いやすい。インストールして、どれだけ高速化したいかを選ぶだけでカスタマイズができてしまう。どれくらい簡単かは以下を参照。。。
インストール後にfirefoxを再起動して、拡張機能を開くと以下のようにfasterfoxがインストールされる

そしてこれの設定を開くと

こんな感じになっている。これで"ターボ"を選ぶと体感できるぐらい早くなる。おもいっきしRFC違反だが・・・まあそんなことは気にしない気にしない。ちなみに"ターボ"にすると相手側のサーバだけでなく、自機にも結構負荷がかかるので、旧型のPCでは"ターボ"を選ばないほうがよいかもしれない。
う~ん、Operaのレンダリング速度にも匹敵するほどの早さである。これでMTU・RWINを調整してソケットバッファを最適化すれば相当快適になるだろうな。そこらへんのカスタマイズ法は後日掲載する予定。
01/09/06 |
Posted by taro | Category IT (アレゲな話題を少々…)
| Permalink |
[NAIST] PodcastとOpen Course Ware
昨年は「ポッドキャスト元年」と言われている。ポッドキャスト(Podcast)とはネットで配信されているラジオ番組やオーディオ番組をiPod等のポータブルプレーヤーに記録して、どこでも見たり聞いたりできるシステムのことである。最近は音楽番組だけでなく、CBS News等のニュースサイトがこのシステムを使ったニュース配信を始めている。BBCがPodcastで配信するプログラムを増やしたり、NASAが最新の調査結果や望遠鏡でみた大空の画像等々様々なものがネットに流れ出してきている。
BBC to podcast up to 20 more programmes including Today and Radio 1 speech highlights
http://www.bbc.co.u...
NASA - Science@NASA
http://science.nasa...
このPodcastの広がりは音楽番組・ニュース配信だけではない。iPodが発売される前から学術機関の間ではPodcast的なものが始まっていたのである。大学での講義をネットで配信する試みが世界に冠たる高等教育機関MIT(Massachusetts Institute of Technology)で2001年に始まり、現在では相当数の講義ノートやシラバスが公開されている。授業によっては講義のビデオがダウンロードできるようになっている。
MIT OCWで当初公開されている講義記録の一つに"8.01 Physics I, Fall 1999"という基礎物理学のビデオレクチャーがある。講義を担当しているProf. Walter Lewinという人物はMITの有名教授の1人で、なかなかおもしろい授業(ときには体をはった授業)をしてくれている。自分が大学1,2回生のとき、この講義記録を参考に勉強したことが幾度となくあったが、非常にためになったことを覚えている。
MIT OpenCourseWare
http://ocw.mit.edu/...
Physics I, Fall 1999 Video Lectures
http://ocw.mit.edu/...
さて、自分は来年度から
奈良先端科学技術大学院大学(以下、NAIST)という、舌を噛んでしまいそうなぐらい長い名前の付いた大学院に進学することが決まっている。自分の進学先のことは、調べられる範囲で情報を得て知っておくべきだと考えて、年末の余裕があるときにいろいろ調べていると、おもしろい情報が見つかった。どうもNAISTでは学内で行われている講義のビデオがPodcastで配信されているようだ。ただし今のところ学内限定ではあるが。さすが21世紀COEプログラム「ユビキタス統合メディアコンピューティング」の研究拠点だけある。情報科学研究科のレベルの高さが計り知れない。
奈良先端大、講義ビデオのPodcast配信を開始
http://internet.wat...
こういった新しいことに挑戦する大学院で学べる機会が得られたことをうれしくおもう。
01/08/06 |
Posted by taro | Category NAIST (奈良先端大)
| Permalink |
[Science] 検証、再現性を以て科学と成す
現在の自分が所属しているところは理学部物理学科である。地味で分かり難いことばかりをしているところなので、年に1度ノーベル賞受賞者が決まったとき等を除き基本的に陽のあたらないところである。まあ、そんな世間から見ると"何の役に立つか全く分からない"ようなことをやっている物理系の人間が集まってる学会がある。日本物理学会である。
そんなマイナーな学会で今年はおもしろいことが行われるようだ。というのは日本物理学会の第61回年次大会にて、 「ニセ科学」とどう向き合っていくか?というシンポジウムが開催予定だそうである。
第61回年次大会
http://wwwsoc.nii.a...
自分は真面目に勉強した学生の部類には属さないが、世の中に蔓延る"ニセ科学"には辟易する。またこんな荒唐無稽な文章・番組等々をよく信じられるなぁと驚くことが多い。「血液型性格判断」然り、「マイナスイオン」然り、「波動」然り・・・
そんなニセ科学について、非常に分かりやすく説明されているサイトがあるので以下に紹介したい。だまされないためにも、特に"「ニセ科学」入門"は一読されることをお勧めする。
「ニセ科学」入門
http://www.cp.cmc.o...
市民のための環境学ガイド書庫
http://www.ne.jp/as...
水商売ウォッチング
http://atom11.phys....
ニセ科学ということを分かって、笑っている分にはいいのだが、「水に優しい言葉を かけると美しい結晶ができる」とする小学校の道徳教育の現場で使われるという事態が発生しているようだ。ギャグで済む分にはどうでもいいが、こういった実害を及ぼす事態は憂慮すべき問題である。
「本に書いてあったから」とか「テレビで言ってたから」という一言で"それが真実である"と信じてしまう人が多い世の中である。皆、"検証"という作業を行わない。この流れは見方によっては非常に危険なものになりかねない。
そのうち大本営発表を笑えない時代が来るかもしれない。
01/06/06 |
Posted by taro | Category Science (科学関係)
| Permalink |
[身辺雑記] はや10年
はやいもので今年でPC歴は満10年になる。初めてであったのは小学生のときであるが、小学生時代の自分にはMS-DOSは理解できなかった。ファミコンとの出会いをPCとの出会いと考えればPC歴はもっと長くなるが、"受動的な付き合いしかできないファミコン"、"能動的に接することのできるPC"という性格を考えると、やはりファミコン≠PCだろう。
自分のPC歴の始まりは、中学2年のときに初めてWindows95が搭載されたPCが我が家に来たときだと思う。当時は辞書代わりに使ったり、ゲーム機として使っていたが、次第にその奥深さに惹かれてしまった。中学3年ぐらいのときに初めて接続したインターネットという世界は、当時の自分にとって大きな衝撃だったことを覚えている。最新の情報が自宅からアクセスでき、時間的空間的距離を感じないコミュニケーションを可能にするネットワーク技術と、「知の共有」という概念に感動した。
それ以来独学でいろいろと勉強したり、PCをフルに活用する仕事をやったりしている。幾度となくプログラマーを志したが、友人の天才的とも言えるプログラミングセンスを見て、一流のプログラマーを目指すのではなく一流のユーザーを目指すことを決心し、初級システムアドミニストレーターの勉強を始め高校入学直後に資格を取得。それ以来様々なソフトウェアや各種OSを動かし、ユーザーとしてどこまでPCのポテンシャルを引き出せるかを追究している。またPCだけでなく、SGI O2 Workstation(別名オバキュー、下図参照)やUNIX汎用機、オフコン等々をさわってきた。現在はネットワーク管理、webサーバー構築・管理等を行いつつ、以前から興味があったネットワークとセキュリティ分野について独学を始めている。
ところで、最近ではPCにテレビチューナーが搭載され、簡単に地上波デジタルを観たり録ったりできるらしい。PCはすでに家電であり、AV仕様の機種が様々なメーカーから発売され始めているようだ。また、
IntelがViiv、
AMDがlive!、また
Texas InstrumentsがDaVinciというブランドでホームエンターテインメント向けチップを開発・販売していくようなので、更に加速するだろう。まあ、PC一台でHDDレコーダーやテレビ、ホームシアター用AV機器の代わりができるようになるので、ごちゃごちゃした配線等々がなくなりスッキリしていい、という見方もできるが。。。
PCがホームエンターテイメントボックスになるのは時代の必然かもしれない。家電量販店等で売られているPCのほとんどが一般家庭向けであり、一部にオフィス向けの機種がおいてあるだけで技術者向け、玄人向けの機種をみかけることはほとんどない。西の電気街といわれる日本橋でさえその傾向が如実に現れてきている。
なければパーツを買ってきて作ればいい、ネットで買えばいいと考えることもできるが、かつてのThinkPadの様に生産性を追及した機体を見つけるのは難しくなってきている。エンターテイメント性やデザインばかりを追及して、これまで培ってきた機能を削ったり、インターフェースの大衆化には違和感を感じる。
個人的には、"計算機"としてのPCを追究していただきたいものである。
パーソナルコンピュータとは
http://ja.wikipedia...
01/06/06 |
Posted by taro | Category 身辺雑記
| Permalink |
[Global Agenda] 非均等化
先日、香港は相続税の廃止を決定した。世界有数の金融市場を有する香港が、さらなる資金の流入を促進させることを意図しての行動だそうな。こういった動きが他国でも起こりはじめ、それがさらなる連鎖反応を起こしたとき、日本はどうなるのだろう。
皆、日本は豊かな国で一億層中流社会と思いこんでいるが、OECDが発表した資料の加盟各国の貧困率(所得が全国民の所得の中央値の半分以下の人の割合)を見ると、日本は80年代半ばの11.9%から00年には15.3%に上昇しメキシコやアメリカなどに次いで5番目の高さを記録している。また貯蓄ゼロ家庭は87年には3.3%だったものが03年に21.8%を記録しているそうな。おそらく05年度の統計を出すと25%近くになっているだろう。貧困は心の豊かさを奪い、それが広がると世の中がギスギスした住みにくいところになってしまう。
富が流出すれば人も流出する。そうなると、行く先はアルゼンチンと似たようなものか。。。
JETRO 相続税廃止へ−資金流入の増加が狙い− (香港) 2005年11月11日
http://www.jetro.go...
Babies and Bosses - Reconciling Work and Family Life (Volume 2) Austria, Ireland and Japan: Families and Work: Labour Market Outcomes
http://thesius.sour...
相続税
http://ja.wikipedia...
01/03/06 |
Posted by taro | Category Comment (世の出来事にコメント)
| Permalink |
[Domestic Agenda] 考日本的未来像
今、毎日新聞でおもしろい記事が連載されている。毎日新聞を購読していなくてもMSN-Mainichi Interactiveで閲覧することが可能なので是非読むべし。「縦並び社会」と題したこの連載は、Economist誌で"The sun also rises"と評されるまでになった今の日本に潜む闇、社会の陰の部分をクローズアップされており、再びバブル期再燃の様相を呈してきた今の世の中にメスを入れ、本当の姿をさらけ出すことに重点がおかれている。
縦並び社会
http://www.mainichi...
メディアを賑わしている連中をただ解析するのではなく、我々の将来そのものに疑問を投げかけてくるこの連載は、古き良き日本の社会構造が崩壊しつつあることを伝え、高/低所得者や高齢/若年者に関わらず皆が自分の将来を見つめ直すべきであるという提言を行っている。
人口減少が始まり、超高齢化社会が目前に迫っている日本。情報通信技術がここまで発達してくれたおかげで今や日本からヨーロッパへの音声通話が1分2.380円で済み、Airbus A380やBoeing 787 DREAM LINERの登場によるエアラインの充実化により世界の大都市であればどこでも簡単に行き来できるこの時代、この国が何も変わらなければ、不満を感じた人間がどんどん海外に飛び出していく。それは政治圧力から逃れるためでも、貧困から逃れるためのものでもない新しいタイプの亡命の登場を自分は予想する。
01/03/06 |
Posted by taro | Category Comment (世の出来事にコメント)
| Permalink |
[Deutscher Wein] 乾杯
昨年の春にドイツを訪れた際、ライン川沿いに位置する西部の都市を巡り、日本では飲めない深みのあるビールや、豊かな香り・フルーティな味わいを有するワインに出会い、ドイツの食文化について非常に興味を持った。特に旅の最後に訪れた町Rudesheim[リューデスハイム]で出会ったワインを口にしたときは思わず小さな歓声を上げてしまったほどである。
(おそらくこの銘柄)
2003er Carl Ehrhard -White Label und Orange Label
Rudesheimer Riesling Q.b.A. trocken
http://www.carl-ehr...
それから1年半、あの時に飲んだワインの味が忘れられず酒屋に寄ってはドイツワインを探していた。しかしながら日本で手に入るドイツワインのほとんどがリープフラウミルヒや黒猫(シュバルツカッツェ)であり、甘口のものがほとんどである。甘口ワインは好きなのだが、やはりドイツで飲んだhalbtrocken(中辛口)、trocken(辛口)、Classic(辛口)のワインが恋しい、そう思っていたときに神戸のワインハウスで素敵な出会いがあった。
"プロフェッショナル"のオーラに包まれていたそこのマスターの語りはドイツワインについての情熱が籠もり、「本当にドイツワインを愛している」という気持ちがビリビリ伝わって来るほどであった。そこで紹介・試飲させていただいたものは、それぞれの銘柄に個性があり、いずれもが産地の葡萄畑を彷彿とさせるような飲み口とキレの良さだった。改めてその奥深さに心打たれた
MOSEL-SAAR-RUWER 2003er Veldenzer Grafschafter Sonnenberg
Riesling QbA Weingut Kurt Auler - Sauer, D-54472 Burgen/Mosel
01/02/06 |
Posted by taro | Category Gourmet (ウマイものについて)
| Permalink |
New Year's Greetings! 2006
明けまして
おめでとうございます!
Wishing you a New Year of Peace and Happiness.
水野太郎
平成18年 元旦
01/01/06 |
Posted by taro | Category General (お知らせ等々)
| Permalink |